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トンマナを制す者はデザインを制す

皆さんは「トーン&マナー」という言葉を耳にしたことがありますか?
「トンマナ」と略されることの方が多いかもしれません。

トーン&マナーの略で、広告やデザイン、WEB制作において
雰囲気やコンセプトに一貫性を持たせることを意味する。
トンマナ=トーン&マナーは元々は広告業界用語で、
「トーン(Tone)」は「調子」、「マナー(Manner)」は「方法、流儀」を意味し、
広告の雰囲気を統一させようという意味で使われる。
出典:ビジネス用語辞典

ではなぜ「トーン&マナー」が必要なのでしょう?

Webサイトや印刷物など複数のメディアで広告展開する場合、
一貫性が保たれる全体のトーン(調子)とマナー(様式・様子)を守ることで、
印象に残りやすくなり、情報も伝えやすくなります。

もしも、レイアウトやフォント、カラーなどがバラバラで無秩序なデザインだと
一貫性がなく伝わりにくいですよね。
こうした状態をさけるために必要なのが「トンマナ」なのです。

apple、ユニクロ、無印良品など、トンマナを徹底的に統一している企業は、
会社・製品・広告・店舗すべてに一貫性があり、
ユーザーとしてもその会社のものだと認知しやすいと思います。

すべての制作物にはコンセプトがあります。
そして、それにふさわしいデザインもあります。
レイアウトもカラーもフォントも、実はきちんと考えて作られているのです。

トンマナを意識して制作したデザイン例

写真は、メインターゲットのOLさんが、「ランチタイムをオシャレに楽しむ」をテーマに、
カフェのランチをイメージしたパッケージデザイン例です。
ブランド戦略から参加するのは難しくても、
広告やwebを展開するにあたってトンマナを揃えるのは出来そうですよね。

まとめ

●「トンマナ」を守ればデザインを大幅に変更する必要がなく、
複数のデザイナーが携わったとしてもイメージが変わらないのでブレない。
●ターゲット、ユーザーの立場にたって、違和感のないデザインを心がけるようにする。
●企業にあったコンセプトカラーとフォント(レギュレーション)は必ず守る。