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【これだけは知っておきたい!】印刷用紙選びの基本

印刷用紙の選び方:用途に合わせた最適な選択を知る

 

 

印刷物の仕上がりや印象は、デザインだけでなく「用紙」の選び方にも大きく影響されます。今回は、よく使用される3種類の印刷用紙の特徴と、用紙の厚さについて解説します。

 


 

  1. 印刷用紙の種類

 

【コート紙】

  • 特徴:表面に「コート剤」が塗布されており、光沢があります。
  • 利点:色の再現性が高く、写真やビジュアルが鮮やかに仕上がる。
  • 主な用途:チラシやポスターなど、視覚的なインパクトを重視する商業印刷物。

 

【マットコート紙】

  • 特徴:コート紙よりも光沢を抑えた、しっとりとした質感。
  • 利点:落ち着いた印象を与えつつ、文字や写真の見やすさを両立。
  • 主な用途:会社案内やパンフレット、申込書付きのチラシなど。

 

【上質紙】

  • 特徴:表面に塗装がなく、光を反射しない。
  • 利点:文字が読みやすく、インクの吸収が良い。
  • 主な用途:書籍や文字が中心の印刷物。写真印刷には不向き。

 

 


 

  1. 用紙の厚さ

 

厚さの表記方法

  1. 【連量(れんりょう)】
    規定寸法(主に四六判)の紙1000枚分の重さで表します(単位:kg)。
  2. 【坪量】
    用紙1㎡あたりの重さを示します(単位:g/㎡)。

 

連量と坪量の関係

同じ坪量の紙であれば、寸法が異なっても用紙の厚さは同じです。ただし、連量は寸法に依存して変化します。そのため、比較には「四六判換算」を用いるのが一般的です。

 


 

  1. 用紙厚さの用途別早見表

以下は、よく使用される厚さ(連量)と主な用途です

  • ●58kg:部数の多い折込チラシ(コストを抑えたい場合)
  • ●70kg:折込チラシや冊子の本文
  • ●90kg:一般的なチラシ、冊子の本文
  • ●110kg:パンフレット、フライヤー
  • ●135kg:冊子の表紙、ポスター、パンフレット
  • ●180kg:DM、ポストカード
  • ●220kg:ポストカード、名刺

 


 

まとめ

印刷用紙の選び方は、目的や用途によって最適なものが異なります。
今回ご紹介したポイントを押さえつつ、実際に用紙を見たり触ったりして感覚を掴むことが大切です。

印刷用紙選びのポイント

  1. ①仕上がりの印象を考慮(光沢感や色再現性)。
  2. ②用途に適した厚さを選ぶ(チラシ、ポスター、名刺など)。
  3. ③見本やサンプルを参考にする:触感や視覚的な効果を確かめる。

 

印刷用紙にはさらに多くの種類があり、それぞれがユニークな特徴を持っています。さまざまな用紙を知り、適切な提案ができるようになれば、デザインや印刷の質を向上させるだけでなく、信頼を得るポイントにもなります!

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