
社内報は、情報共有や理念浸透、組織の一体感づくりに欠かせないツールです。一方で、「作っているだけ」「読まれていない」と感じる企業も少なくありません。
本記事では、社内報を“機能するメディア”に変えるための基本ステップを解説します。
ステップ①:目的を明確にする
社内報づくりで最初に行うべきことは、目的の整理です。
・情報共有を円滑にしたい
・企業理念や方針を浸透させたい
・部署間の距離を縮めたい
・モチベーションやエンゲージメントを高めたい
目的が曖昧なままでは、内容も構成もブレてしまいます。
「この社内報で、社員にどうなってほしいか?」を言語化することが重要です。
ステップ②:ターゲット(読む人)を設定する
次に考えるべきは誰に向けた社内報かです。
・全社員向け
・現場スタッフ向け
・管理職向け
・新入社員向け
ターゲットによって、文章量・トーン・ビジュアルの比重は大きく変わります。
すべての人に同じ内容を届けるのではなく、「誰に一番読んでほしいか」を明確にしましょう。
ステップ③:企画・コンテンツを設計する
目的とターゲットが決まったら、中身(企画)を設計します。
よくある社内報コンテンツの例は以下です。
・会社からのお知らせ、方針共有
・社員インタビュー、現場紹介
・プロジェクト紹介・成功事例
・安全・品質・ルールの啓発
・社内イベント・表彰
重要なのは、「会社が伝えたいこと」だけでなく
「社員が読みたい・知りたいこと」も織り交ぜることです。
ステップ④:構成・デザインを整える
内容が良くても、読みにくい社内報は読まれません。
・1ページ1テーマにする
・見出しを立てて流し読みしやすくする
・文字量を詰め込みすぎない
・写真やイラストを活用する
特に近年は、デザイン性の高い社内報ほど閲覧率が上がる傾向があります。
キャラクターや図解を使うことで、固い内容も理解しやすくなります。
ステップ⑤:配布方法・媒体を決める
社内報は、作り方だけでなく届け方も重要です。
・紙で配布する
・PDFで配信する
・社内ポータル・アプリに掲載する
現場環境や社員の働き方に合わせて、最適な媒体を選びましょう。
紙+デジタルの併用も有効です。
ステップ⑥:振り返り・改善を行う
社内報は「作って終わり」ではありません。
・どのページが読まれたか
・反応や感想はあったか
・行動変化につながったか
簡単なアンケートやヒアリングでも構いません。
小さく改善を重ねることで、社内報は“育つメディア”になります。
まとめ|社内報は組織をつなぐコミュニケーションツール
社内報づくりの基本ステップは、
①目的を決める
②ターゲットを設定する
③企画・内容を設計する
④構成・デザインを整える
⑤配布方法を決める
⑥振り返り・改善する
社内報は単なる情報伝達ツールではなく、
企業文化を育て、人と人をつなぐコミュニケーションメディアです。
「読まれる社内報」を目指して、ぜひ一つずつ見直してみてください。